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ラスタライズ機能
もうすぐflash CS5.5がリリースされますね。ぼくはアンドロイドアプリ開発をするためにtegra2搭載のたっかいタブレットPCを購入したのですがいつの間にかアンドロイドアプリをCS5で開発するためのプラグインが配布終了していました。かんなりショックを受けたのですがCS5.5でアンドロイドアプリが開発できるようです。というかcs5.5買わせるためにプラグイン配布終了とかえげつなぁ~。adobeえげつなぁ。
とりあえずうちのタブレットは読書専用機になってます。正直もったいないです。読書だけなら一番やっすいクラスのタブレットでも良かったので。
さておきFlashCS5.5の新機能にシンボルのラスタライズが搭載されるみたいですね。どういう機能かというとベクター画像をラスター画像に変換して扱えるという物です。
それのどこがおいしいのかといいますと、ベクターデータをビットマップ化(ラスター画像)することにより高速化できる処理があったり、ビットマップ化することによってできる画像処理などがうまみでしょうか。
ちょっと前にベクターデータを扱っていて困ったことがありましたのでその紹介です。
ベクターデータは半透明化するとスケルトン状態に透明化されてしまいます。見えてはいけない内蔵部分がもろに見えてしまったり。まぁそれはそれで用途があるとおもいますが。
そこでベクター画像をビットマップ化することにより自然な半透明化にすることが可能です。見てもらった方が早いので。
△クリックするとドロイド君カップケーキの色が変わるよ
スプライトのビットマップ化のソース
//透明なBitmapData。背景を塗りつぶすため modBmd = new BitmapData(146 ,167 ,true ,0x77000000); var mtxElem:Matrix = new Matrix(); //mtxElem.scale(1.1 ,1.1);//拡大縮小 mtxElem.translate(0 ,0);//位置 modBmd.draw(modSpt ,mtxElem);//spriteをラスタライズ scrBmp1.bitmapData = modBmd;
こないだのLive2Dモデルを組み込むライブラリにLive2Dモデルのビットマップ出力機能を追加したので今度公開します。
利用者がいないのは誰よりも知っているんだよ。
AIR2.5 for AndroidプログラミングでLive2D SDK for Flash
アンドロイド携帯はもっていないぼくですがCS5のAndoroid書き出し機能を試してみました。
環境を構築するのにadobeサイトからプラグインやらなにやらダウンロードしたり、Andoroidエミュレータの設定したりと面倒なこともありましたが、なんとか無事終わりました。
早速さわってみた感想は普通のAS3.0でのflash開発と全く変わらないんだなぁと。
ただ携帯特有の操作があるじゃないですか、そういう命令をどうやって書くのかわからないですし、そういう情報がどこにあるのかも未確認です。
まぁわからないことは置いておいてLive2DがAndoroidで動作するのかと試してみました。
まさかとはおもいましたけど・・・動きました。
ただ、重すぎる。実機は持っていないのでエミュレータ動作のみなので実際のところはわからないのですが、エミュレータが実機に近い速度を再現しているのであれば実用には向かないであろう、もっさりぷりでした。
とりあえずアンドロイド携帯でLive2Dを扱うのはCubismに期待します。
とはいえ、やはり実機で試してみる必要がありそうです。